霧ケ峰

GW 最終日 5/6、幾らなんでも身体を動かさなさすぎだろうとちょっくら散歩に行ってきた。
車では何度も通っていたのだが、降りて歩いたのは初めて。

コース

車山の肩 -> 車山頂上 -> 蝶々深山 -> 八島ヶ原湿原 -> 沢渡 -> ビーナスの丘

コースはまさに散歩に毛が生えた程度で、しかも観光地を歩くものとなってしまったが、車山から八島ヶ原湿原に掛けては行き交う人もほとんどおらず、開放感あふれた充実した時間を堪能できた。
勝手に描いたイメージでは蝶々深山のあたりはブナ・ナラ・カラマツの疎林に包まれているとばかり。実際は笹原の中の小さな丘といったところ。
天候は快晴。まさに五月晴れ。八ヶ岳、蓼科、南ア最北部はもとより、浅間山、常念連峰、北アルプス核心部・北部、木曾御岳、木曾駒ケ岳と 360 度の大展望に恵まれた。



蝶々深山での眺望



穂高、大キレット槍ヶ岳を望遠で



やはり蝶々深山付近。なんか日本離れした景色。


湿原地帯は時期が早いのかやや乾燥しており、期待した花畑には出会うことができなかったが、昼間から蛙の合唱が心を和ましてくれる。
それとナラの木のところどころにヤドリギが見られたのは収穫だった。



ヤドリギ。左側の枝にある不自然な球状の緑の葉。


帰りは渋滞を避けるために女神湖経由で R254 に出て荒船山・内山峠を越え、藤岡あたりでごちゃつくのを嫌い下仁田から R299 に入り、R140、R254 経て嵐山小川 IC から関越で戻ってきた。
運転時間は 5 時間弱。素直に中央か R20 のほうがマシだったかもしれない。